韓国で生活していると、なんだか日本の電化製品が恋しくなることがあります。
わたしが韓国で暮らしていて、韓国で使いたいな~と思う日本の電化製品は3つ。
- 炊飯器
- ホームベーカリー
- 空気清浄機
でも、せっかく日本から持ってきた大事な大事な電化製品、韓国での使い方を間違えてしまうと・・・
バリバリッ!!ボンッッッッ!!!
ものの一瞬で壊れてしまいます(泣)
では、日本の電化製品を韓国で使うには、いったいどうすればいいのでしょうか?
それは・・・「変圧器」を使うこと!
わが家は1年前に日本から韓国へホームベーカリーを持ち込んだのですが、現地韓国で購入した変圧器を使って問題なくパンを焼いています。
ひとことに変圧器といっても、変圧器なら何でもいいわけではありません。
日本の電化製品の電圧に適した変圧器を使わないと意味ないのです。
今回は、韓国で日本の電化製品を使うときに必要不可欠なアイテム「変圧器」の選び方とその使い方をご紹介します。
「変換プラグ」さえあれば韓国でも使える電化製品
韓国は日本とコンセントプラグの形状が違うので、韓国でスマホやパソコンなどの充電をする場合には、「C・SEタイプ」の変換プラグを使います。
100~240Vの全世界対応の電化製品であれば、変換プラグだけで問題ありません。
日本のスマホの充電器やパソコンは、この100~240Vの全世界対応となっているものがほとんどなので、韓国では変換プラグがあれば問題なく使えます。
アダプターの裏面を見てみると上の写真のように表記されています。確認してみてくださいね。
「変圧器」が必要になる電化製品の確認の方法(ホームベーカリーの写真あり)
全世界対応は100~240Vなのに対して、日本国内対応のものは「100V」。
韓国の電圧は220V
日本の電圧が100Vなので、韓国の電圧は日本の電圧と比べるとかなり高いですよね。
上の写真はわが家で実際に使っているホームベーカリー、「100V」と表記されていますよね。
日本国内対応のものは、ホームベーカリーや炊飯器などの家庭用電化製品に多く、こういった100V日本国内対応の電化製品を韓国で使いたい場合、変換プラグではなく、変圧器につないで使わないとあっという間にショートするので注意が必要です。
ホームベーカリーなど日本の電化製品に対応した変圧器の選び方
日本からホームベーカリーを持ってきたはいいけど、どんな変圧器を使えばいいの?
変圧器は、使用する電化製品の消費電力の2倍ほどのものがあればいいといわれています。
わが家のホームベーカリーは370Wと表記されているので、普通は1000Wの変圧器があれば使えます。
しかし!!!
ホームベーカリーや炊飯器などは熱を発して、しかも長時間発熱した状態を保つ精密電化製品なので例外となります。
少なくとも3倍以上の電力の2000Wの変圧器を使いましょう。
わが家で使っている2000Wの変圧器(オススメ)
わが家で実際に使っている変圧器です。
変圧器はネットで購入したのですが、43000ウォン(4300円ほど)、送料が3000ウォン(300円ほど)だったので、50000ウォン(50000円)以下でした。
韓国のネイバーというサイトで『변압기 일본』と検索すれば、たくさん出てきます。
わたしはその中でも人気の高い「한일공업」社の2000Wの変圧器を選びました。
日本のホームベーカリーは韓国のパン好きさんたちに人気なのですが、その人たちのブログでもこの「한일공업」社の2000Wの変圧器が紹介されていました。
わたしもオススメです!
ホームベーカリーでパンを焼くときに、1週間に1、2回ほど使用していますが、いままでなんの問題も無く、おいしい食パンを作れていますよ!
大きさは手のひらよりやや大きめ、重さはちょっとありますが、置いたままなので気になりません。
変圧器の使い方は簡単
変圧器の後ろ側に、日本の「Aタイプ」のコンセントプラグがあります。
後ろ側の「Aタイプ」のコンセントプラグに、日本のホームベーカリーのコンセントを差し込みます。
そして、変圧器のスイッチをONにします。
すると、無事にホームベーカリーの画面がつきました!
あとは、日本で使うのと同じで、材料を入れてパンを焼いていくだけです。
友人のうちには空気清浄機やIH炊飯器など、日本の家電が置いてあるのですが、変圧器を使ってちゃんと使用できています。
韓国でも安全に日本の電化製品を使えるように、ワット数などをちゃんと確認して変圧器を選んでくださいね。