妊娠がわかってから出産まで、ずーっとお世話になることになる「産婦人科」。
「産婦人科」は大事な赤ちゃんとママの体調管理を任せるところ、日本にいても、色々と下調べをしてから産婦人科を選びます。
ここ韓国にも、産婦人科がたくさんあり、いくつかの種類に分かれているので、どんな産婦人科が自分に合っているのか悩みますよね。
今回は、韓国の産婦人科の種類別に、メリットとデメリットをあげて見ていきたいと思います。
韓国の産婦人科の種類
韓国で妊娠が発覚し、さていよいよ産婦人科を探し始めるわけですが、ここは韓国、周りに韓国での出産経験がある友人でもいない限り、どこの産婦人科がいいのか全くわからないのが現実です。
韓国の産婦人科はおおまかに、3種類に分かれています。
・個人病院の産婦人科
・小児科・婦人科・産婦人科の全てが備わっている総合病院
・大学病院付属の産婦人科
3つの種類の産婦人科をメリット・デメリットをあげて比較してみたいと思います。
韓国の個人病院の産婦人科の特徴
家から1番近い産婦人科を探すと、だいたいが個人病院です。人が集まって住んでいるアパート、ビラ街、住宅街によく見かけます。
メリット
- 先生が1~2人でアットホームな感じ
- 人でごったがえしていない
- ビルの一室で経営している場合が多く、近所にあれば移動距離が短くて済む
デメリット
- 先生が1人(2人)の為、お昼頃のよく混む時間帯は待ち時間が長い場合も
- 出産、入院設備が無い出産前の健診専門の場合、転院をしなくてはいけない
- 血液検査や尿検査などは、総合病院などへ委託する場合が多いので検査結果が出るまでに時間がかかる
総合病院(産婦人科・婦人科・小児科)の特徴
韓国では個人病院や大学病院の産婦人科よりも、総合病院が人気の傾向にあります。
メリット
- 急な帝王切開手術への変更など、緊急時にも搬送無しで対応が可能
- 先生が何人もいるので、担当の先生に急な分娩が入ったとしても、急ぎの場合は他の先生が代わりに診てくれる
- (今の担当医に不満がある場合)何人も先生がいるので、担当医の変更が可能
- 血液検査や尿検査、トリプルマーカー検査、精密超音波検査など、全ての検査を受けられる
デメリット
- 総合病院は人気で混んでいる時間帯は、待ち時間が長い
- 血液検査・尿検査を受けるとき、待ち時間が長い
大学病院付属の産婦人科の特徴
メリット
- 血液検査、精密超音波検査など、すべての検査を受けられる
- 個人病院よりも通院費が安い
デメリット
- 産婦人科以外の通院者(風邪などで)が多い
- 人気の大学病院は混んでいて、待ち時間が長い
選んで大満足だった韓国の総合病院の産婦人科【体験談】

わたしが産婦人科選びで重要視していたのはこの2点。
・自分の体、赤ちゃんの状態をちゃんと分かってくれている信頼できる先生に出産までずっと担当してほしい。(*個人病院)
・2人目の妊娠で、上の子も見ないといけない状態だったので、体調を崩すなんてもってのほか。産婦人科以外の病院にはなるべく行きたくない。(*大学付属)
わたしが通ったのは家の近くにある【総合病院】だったのですが、たまたまラッキーなことに、この地域では『産婦人科といえばココ!』というくらい大人気で、病院もきれい、先生たちも看護師さんたちもみんなとても親切でした。
わたしは総合病院を選んで、とても満足でした。
みなさんも、自分に合った産婦人科が探せますように。