ほとんどの子が、2歳になるまでにかかるという、突発性発疹。
高熱が数日間続き、熱が下がったと思ったら、次は赤い発疹がからだに広がり、その発疹のせいで異様なほどにぐずりだす…赤ちゃんにとっても、看病するママたちにとっても、結構やっかいな病気です。
一般的には、熱が下がりきってから発疹が出て、お医者さんがその発疹を診て「突発性発疹」だと診断されます。
しかし、症状のあらわれかたはそれぞれで、みんながみんな同じとは限りません。実際に、我が家の息子たちはふたりとも一般例とは違いました。
今回は、長男と次男が突発にかかったとき、症状のあらわれ方や、他の子たちとどう違ったのか、つい最近突発をした次男の例をもとに書いていこうと思います。
次男、生後11ヶ月。高熱が4日間続くも元気。突発の可能性を疑う。

先日、次男が4日間程、38ー39度の高熱を出し、解熱剤を飲ませてもなかなか熱は下がらずにいました。
しかし、鼻水は少し出ていたものの、高熱のわりには、機嫌良く遊ぶし、ご飯も、いつもよりは少なめでしたが、ちゃんと食べて、水分もしっかり摂っていました。
もうすぐ1歳になるので、突発性発疹かもしれない、とその可能性を疑いました。
症状は人それぞれ。熱が下がりきる前に発疹が出る子も。

熱が出てから3日目の日のことだったと思います。
脚を見ると、なんだか赤くプツプツした物がうっすらと見えたのです。
確か突発性発疹は、熱が完全に下がりきってから発疹が現れるはず。熱がまだあるのに発疹?
「突発じゃないのかも。じゃあ、一体何だろう。他の病気か何かかな。」と不安になったのを覚えています。
でも、すぐに長男が突発にかかった時のことを思い出しました。
長男が突発にかかったのは1歳になってから。実は、長男も熱が下がりきる前に発疹が出ていました。
(長男の突発の時は本当に色々あって…とても長くなるので、その話は他の記事に書きたいと思います。)

高熱が数日続いたら、尿路感染症の疑いも
長男が突発にかかったときと似た症状だったため、あまり心配はしていなかったのですが、やっぱり普通は熱が下がりきってからの発疹なので、念のため、次の日に病院へ行きました。
お医者さんに、「きっと突発性発疹(*1)だと思うけど、熱が完全に下がるまで断言できないなぁ。尿路感染症(*2)の可能性もあるから一応尿検査もしましょう。」と言われました。
韓国語で
*1) 突発性発疹は、돌발진(ドルバルジン)
*2) 尿路感染症は、요로감염증(ヨロガンヨムジュン)
尿検査の結果、特に異常は見られなく、次の日の朝起きた時、前日の夜まで続いていた高熱が、まるで嘘のように平熱に戻っていました。
そして、熱が下がった途端、今回はハッキリとした発疹が現れました。
(実は次の日、また熱がぶり返したんですが、病院で聞いてみると、突発ではまた熱が上がる事がある、との事でした。熱が下がって発疹が出てからも、安心し切らないようにしないとですね。)
これで、次男の高熱は突発性発疹だったと確定。
やっと熱が下がったと思ったら、今度は発疹とグズリ
しかし、突発で、大変なのは発疹が出てから、ってよく言いますよね。
うちも次男のグズリが酷くなって、それはもう大変でした(笑)すでに始まっていた後追いも更にパワーアップ、抱っこ星人になって常に抱っこをせまり、ママが少しでも見えなくなったらギャン泣き。
2,3日で発疹は少しずつ消えていきます、と同時にグズリも治まるので、数日の辛抱です。頑張ってください。
子どもが体調を崩すと、不安ですよね。ましてや、突発のように高熱が続くような病気だと
尚更。
他にもきっと我が家の息子たちと同じ、または似た症状が出て、不安に思ってるママさんたちの不安を少しでも取り除けたらな、と思います。