韓国の保育園(オリニチブ)

韓国オリニチブの参観日に保護者代表で特別授業を担当することに!テーマは「日本」

こんにちは、Yumi-mamaです。

 

韓国の保育園であるオリニチブも「参観日」があって、子どもたちが生活している園内の様子や、普段どんな授業を受けているのかを知ることができるいい機会ですよね。

 

実は、韓国ではオリニチブの参観日やちょっとしたイベントがあるときに、園児の保護者がボランティアで特別授業をすることがあります(学校に入ってからもあります)。日本もあるんでしょうか?

 

そんなことには縁がないと思っていた私ですが・・・なんと参観日でその授業を担当することになってしまったのです!

 

今回は、参観日での特別授業をどうやって準備して実行したのかその内容ををまとめていきます。

 

保護者代表で特別授業を担当することに

息子2人が通っているオリニチブは1年に2回ほど参観日があるんですが、今回もいままで通り「子どもたちがいつもしている授業を親と一緒にやる」のだと思っていました。

 

でも参観日を1週間後にひかえたある日、オリニチブの園長先生からいきなり手を握られ(笑)「参観日の日に保護者代表で授業をひとつ受け持ってくれませんか?」とお願いされた私・・・

 

話を聞くと、「今回からは特別授業を取り入れようと思って、保護者の方何人かにお願いしてみたんですが断られてしまって・・・そこで思いついたのが○○くんのママだったんです!」とのこと。

 

「短くていいんです~!簡単でいいんです~!お願いします!」と押されて、NOとなかなか言えずOKしました。

 

特別授業のテーマは「日本」

日本人ママということで、授業内容のテーマは「日本」でお願いされました。

 

でも授業する相手は2~6歳の子どもたち、集中力も長くな続かないし、色々説明してもつまらなくて騒ぎ出してしまうかもしれません。

 

なるべく簡単に、短く、楽しい授業内容を考えました!

 

日本がどこにあるのか探してみよう!

小さな子どもたちには「話す」よりも「見せる」ほうが分かりやすいと思って世界地図を使って説明しましたよ!

 

これは以前にオリニチブの教材でもらったもので、色塗りができるタイプのものだったので、日本と韓国に色を塗っておいて探しやすいようにしておきました。

 

世界地図を見て日本は韓国ととても近い場所にあるということが分かったところで、次は日本地図を出しました。

  1. 日本はどんな形をしているかな?
    ⇒バナナ~!船~!
  2. 日本の周りはぜんぶ青色だね。この青い部分はなにか分かるかな?
    海~!!!水~~!
  3. 日本は周りが海だから島国って呼ぶということ
    ⇒韓国は他の国と繋がってるけど、日本は繋がってないね(説明)

最初は質問形式で子どもたち参加で楽しく、そして最後に韓国と違って日本は島国なんだよ~と説明しておしまいです。

 

日本の国旗・韓国の国旗

次は、日本の国旗です!

 

まずは韓国の国旗を見てもらって、韓国にも国旗があるように日本にも国旗があるんだということを話しました。

 

見慣れている(知っている)国旗を見て、子どもたちは「대한민국の国旗~」とテンションUP!

 

それから、日本の国旗はどんなかな~と言いながら日本の国旗登場!

「大きい赤いマルだ~」と子どもたち。

「赤いマルだけだからみんなにも簡単に描けそうね~^^」と先生たち。

 

簡単な日本語を知ってもらおう

次は日本語レッスンです!

 

子どもたちにも真似して言えるような簡単な日本語を準備しましたよ。

 

《日本語の基本的なあいさつ》

  1. おはようございます
  2. こんにちは
  3. こんばんは
  4. ありがとう
  5. さようなら

 

韓国では「안녕하세요(アンニョンハセヨ)」ひとつで朝昼晩のあいさつが成り立ちます。

でも日本では朝と昼間と夜とであいさつが違うことを話しました。

 

そして「ありがとう」。

先生に言うときは「ございます」をつけて「ありがとうございます」ということも説明。

 

最後に「さようなら」

韓国ではお別れのあいさつを「안녕히 가세요(アンニョンヒカセヨ)」「안녕히 계세요(アンニョンヒゲセヨ)」と使い分けるんです。

日本では「さようなら」ひとつだということも知ってもらいました。

 

まとめ

特別授業を頼まれたときは正直、韓国語で大勢の親と子供たちの前で授業をするなんて私にできるんだろうか・・・と不安で、準備しながらもドキドキしていました。

 

でも実際に授業をやってみて、子どもたちも保護者の方たちも笑顔で話しを聞いてくれたし、質問すると元気な声で答えてくれて、やってよかったと思いました。

 

グローバルな時代、韓国でもハーフの子どもたちをたくさん見かけるようになりました。子どもたちがこういった機会を通じて、日本だけでなくほかの国の人たちへの理解や関心を持って心の広い大人に育ってくれればいいなと思います。

 

貴重な体験ができました!いつかまた機会があったら、率先してボランティアしてみたいです。