赤ちゃんを連れての初めて飛行機に乗るときってものすごく緊張するものです。
まだ小さい乳幼児を連れての飛行機で、一番心配になるのが赤ちゃんのミルクや食べ物。
実際、国際線の飛行機を利用の場合、機内に持ち込める「液体物」には制限があり、かなり厳しいチェックが入ります。
まだミルクや離乳食を食べている赤ちゃんと一緒の場合、赤ちゃんの機内での食事はどう乗り切ればいいのでしょうか。
この記事では、「液体物制限」のある機内にミルクなどのベビーフードを持ち込む際に気をつけたい注意点と、赤ちゃんと一緒の飛行機を無事に乗り切るコツをまとめます。
※まだ1ヶ月だった長男のときを初めとして、子連れで5回ほど国際線の飛行機に乗っている私自身の体験談も書いてます。

赤ちゃん用の食べ物・飲み物は液体物持ち込み制限の「対象外」
一般的に、国際線の飛行機を利用する場合、機内への持ち込みができる「液体物」に制限があります。
チェックインを済ませて、空港の搭乗ゲートへ行く前に「保安検査場」を通って手荷物検査を受けるのですが、その保安検査場で手荷物の液体物検査が行われます。
機内への持ち込みが制限されている液体物についてはこちらの記事に詳しくまとめてあります▽

本来なら保安検査場に入る前に買った飲み物や液体状の食べ物は没収されてしまうのですが、赤ちゃん同伴の方のみ、例外で持ち込みが可能なんです。
ミルクやまだ離乳食を食べている赤ちゃんが一緒でも、安心して機内に持ち込めますよ。
赤ちゃんのミルクや離乳食は機内で必要な量のみ準備しよう
赤ちゃんのミルクや離乳食は機内へ持ち込みはできますが、それは「必要な量」のみ持ち込み可能という意味です。
機内で食べる分には問題なくても、旅行先の国では持ち込み禁止食品になっていて、入国検査でを通るときに没収されてしまう可能性があります。
赤ちゃんが食べる量を考慮して、食べ物は機内で食べきれる分だけを準備しましょうね!
機内での赤ちゃんの食事は何を準備すればいい?
完母(母乳のみ)の赤ちゃん
ママの母乳だけを飲んでいる赤ちゃんの場合は、赤ちゃんよりもママが必要になるものがありますね。
それは授乳中に隠すための授乳ケープやカーディガンなどの羽織るもの!
暑い夏でもカーディガンなどを忘れずに準備してくださいね!
ミルクの赤ちゃん

ミルクを飲んでいる赤ちゃんの場合、粉ミルクや固形ミルクをお忘れなく。
ANAやJALなどの大手航空会社は、ミルクの適温となるお湯が準備されているので、客室乗務員の方に粉ミルクと哺乳瓶を渡せば作ってきてくれます。
チェジュ航空やピーチ航空などのLCC航空会社を利用する方は、事前にご利用になる航空会社に問い合わせてみることをオススメします。
粉ミルク用のお湯を保温瓶などに入れて機内に持ち込む場合は、手荷物検査のときに保安検査員が中身を確認する必要があります。
粉ミルク用のお湯を持ち込むことを忘れずに申告しましょうね。
離乳食を食べている赤ちゃん

機内で食べさせる離乳食はレトルトパウチのものよりも、瓶入りタイプのものをオススメします。
レトルトパウチだと入れ替えるお皿などが必要になるし、もし最終手段そのままパウチから食べさせてみようとしても、手に付いてベタベタ・・・食べさせるのも一苦労。
その点、瓶入りベビーフードは持ち運び便利!フタも付いているから閉められる!
瓶入りのベビーフードひとつじゃ足りない!っていう赤ちゃんは、和光堂から出てるBIGサイズの離乳食もあります…が、こちらは蓋付きではなく、ヨーグルトみたいにピリピリっと開けたら最後。
狭い機内で赤ちゃんにストレス無く食べさせるにはちょっと重くても瓶入りのベビーフードがオススメ。参考にしてみてくださいね!
離乳食後期で大人とほとんど同じくらいのかたさの離乳食であれば、特に保安検査場で申告しなくても持ち込めます。
しかし、離乳食初期~中期で、液体状の離乳食を持ち込む場合は、手荷物と分けて、検査員に確認してもらう必要があるのでお忘れなく。
バナナやりんごを機内に持ち込むには?

困ったときの救世主、バナナ!!(笑)
バナナはそのまま丸ごと一本持ち込みできますよ!ありがたい!
ご存知と思いますが果物ナイフなどは危険物となっているので、機内への持ち込みができません。
りんごなどの切って食べる果物は、お家で切ってタッパーなどに入れて持参してくださいね。
赤ちゃん用むぎ茶やほうじ茶
赤ちゃん用に限り、むぎ茶やほうじ茶の持ち込みも可能です。
保安検査場で、赤ちゃん用にお茶を持ってきている事を検査員の方に申告すると、「中身を確認したいので、開けてもいいですか?」と聞かれます。
検査員の方が中身のお茶の匂いを確認しておしまいです。
むぎ茶をいれる容器はストローマグが多いと思うんですが、上空でいきなり開けてしまうとプシュー!!!と物凄い勢いで噴き出します(経験者)
子どももビックリ、わたしもビックリ!苦笑
上空で開けるときは「ストローを空ける前に」一度フタを緩めて、空気を少し抜いたあとにストローを出しましょう!
航空会社から出てる「ベビーミール」もオススメ!
例として、大手航空会社のANAとJALは赤ちゃん用の機内食を用意しています。
ANAもJALもどちらも、出発の24時間前までに事前予約を済ませておけば、ベビーミールが提供されます。
ぜひ航空会社のベビーミールも利用してみてくださいね。
JALからは、ベビーフード(~8ヶ月の赤ちゃん)とベビーミール(9ヶ月~2歳未満)のお子さん向けの2種類に分かれて出ています。

引用先:JAL公式サイトから
ANAは、ベビーミール一種類で、1歳までの赤ちゃん用です。
2歳から5歳まではチャイルドミールが別に出ています。

引用先:ANA公式サイトより
まとめ
赤ちゃん連れの飛行機は大変、でも赤ちゃんが一緒だからこそ特別に許可されているものも多いんですよ。
この記事を読んだみなさんが無事に赤ちゃんとのフライトを乗り切れますように♡