韓国の保育園(オリニチブ)

国が違えばルールも違う!韓国のオリニチブと日本の保育園の違いを比較

わが家のむすこたち、日本に一時帰国するたびに『一時保育』を利用して、日本に滞在中は週に何日か日本の保育園に通います。

 

いくら一時保育だといっても、他のお友だちと同じように園内で過ごすので、準備する持ち物などはほぼ一緒(多少は園のものを貸してくれますが)、もちろん保育園生活で守らないといけない規則も他のご家庭と同じです。

 

韓国のオリニチブと日本の保育園、両方通わせてみて、国が違えば保育園のルールも違うことに改めて気付かされました。

 

今回は韓国のオリニチブと日本の保育園の園生活を送るにおいてのルールの違いをあげていきます。

 

韓国のオリニチブも使用済み紙オムツは持ち帰り?

日本の保育園では、保育園で子どもたちが使った紙オムツを、保護者が家に持ち帰ることになっている園があります。

 

保育園によって違いますが、使用済み紙オムツの持ち帰りは公立の保育園に比較的多くあります。

 

さて、韓国のオリニチブですが、どのオリニチブも、使った紙オムツはすべて園で処分してくれます。

 

韓国ではオリニチブで処分することが当たり前なので「園で使ったオムツを保護者が家に持ち帰る」という考え自体ないと思います。

 

韓国の人たちが、日本には使ったオムツを家に持って帰る保育園があるって知ったら絶対目をまんまるにして驚くはず・・・。

 

韓国のオリニチブは風邪薬の持ち込みOK!

日本の保育園では、園児たちに風邪薬などの薬を飲ませることはNG、薬の預かりはできませんよね。

 

子どもが薬を飲まないといけない場合は、保育園をお休みさせないといけません。

 

でも韓国のオリニチブ、なんと・・・

 

先生たちが薬を飲ませてくれます!

 

感染症や症状が重い場合はもちろんお休みさせますが、軽い風邪で風邪薬を飲んでさえいれば場合、薬を一緒に送っておけば先生が替わりに飲ませてくれるのです。

 

子どもの薬なので液体状(シロップ)の薬に粉薬を混ぜて飲むタイプが多いですよね。

《薬の持たせ方》

  • 液体は容器に1回分の分量分入れておく(服用4mlなら4mlの線まで)
  • 粉薬(1回分)
  • 冷蔵保管の抗生剤の薬は容器に表記&先生に伝える

 

オリニチブからも話がありますが、「一回分の分量を分けて持たせること」が必要です。

そして、薬の容器に名前を記入、またはネームシールを貼っておくこと!

他にも薬を持ってきているお友達もいるので、先生たちが万が一間違えることのないように、保護者が気をつけないといけません。

 

こんな感じで、園児ごとに薬専用の入れ物が用意してあります▽

 

韓国のオリニチブには、お菓子が常備

日本の保育園に一時保育で通わせたとき、園内にお菓子らしきものは見当たらなかったし、長男からも保育園でお菓子を食べたなんて話を聞いたことは一度もありません。

 

日本の保育園って、午後のおやつの時間のオヤツ時間にもらえるものだけが「オヤツ」ですよね。

 

韓国のオリニチブって、園内にお菓子たっくさんあります!(笑) マイチュー(日本のハイチューと同じもの)などのキャンディー類はもちろん、グミやスナック菓子やクッキーなど・・・

 

ちなみにわが家の長男のチョコレートデビューは、韓国のオリニチブで、でした!

 

韓国のオリニチブでお菓子を常備させている理由はおそらく▽

 

  • 子どもたちが泣いたり、ダダをこねて手がつけられないときになだめるため
  • 何か良いことをしたときのごほうびに特別

 

それ以外にも、園長先生のお部屋に遊びにきた園児に「アメ食べる~?」、帰り際に「これ食べながら帰りな~」と手渡してくれたり・・・理由は特になくくれるときも多々。

 

歯みがきをしっかりしないと!と思わされる韓国のオリニチブです。