韓国最大のLCC航空会社である「チェジュ航空」。
LCCとはLow Cost Carrier(ローコストキャリア)の略で、その名前の通り、格安の航空券を提供する航空会社のこと。
日本から飛行機で約2時間ほどの距離にある韓国、週末に、または日帰り旅でも、お手軽に海外旅行ができるとして大人気ですよね。
そのため、チェジュ航空などのLCC航空会社を利用した格安ツアーが多く、利用者が年々増えているのです。
しかし、LCCは荷物制限や重量がほかの航空会社と比べると厳しいといわれています。
荷物はひとり何キロまで、いくつまで、無料で預けられるのか。
超過した場合、追加料金はいくら掛かるのか。
今回は、韓国ー日本の区間で、チェジュ航空を利用する際に知っておきたい荷物制限について詳しくまとめてみました。
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チェジュ航空の「無料受託手荷物」のサイズ・重量の制限

チェジュ航空では、受託手荷物(空港でのチェックイン時、無料で預けられる荷物のこと)のサイズと重さが、航空券の運賃によって違っています。
- 正規運賃
- 割引運賃
- 特価運賃
- 乳児(生後24か月まで)
航空券の運賃の種類には、上記の4つがあります。
ジンエアーの手荷物制限についてはこちら▽

正規運賃/大人・小人(韓国 ー 日本間)
- 重量:20kg以内
- サイズ:3辺の合計が203cm以内
- 個数:1つ
※3辺の合計とは、横x縦x高さの合計のことです。
割引運賃/大人・小人(韓国 ー 日本間)
- 重量:15kg以内
- サイズ:3辺の合計が203cm以内
- 個数:1つ
特価運賃/大人・小人(韓国 ー 日本間)
手荷物 無し
特価運賃はとにかく安い!
でも、特価運賃の安さの秘密は、「航空券の運賃から、受託手荷物の料金が引かれていること」。
そのため、受託手荷物を無料で預けることはできず、受託手荷物を預けたい場合は有料となります。
荷物の少ないビジネス旅行には最適!
乳児(生後24カ月以内)
- 重量:10kg
- サイズ:3辺の合計が203cm以内
- 個数:1つ
※特価運賃で航空券を購入した場合、乳児も『受託手荷物 無し』。
チェジュ航空の「機内持ち込み荷物」のサイズ・重量の制限
機内に持ち込みができる手荷物も、受託手荷物とおなじで、荷物制限があります。
- 重量:10kg以内
- サイズ:3辺の合計(横x縦x高さ)が115cm以内(※各辺の長さは、横55cm、縦40cm、高さ20cm以内)
- 個数:1つ
機内持ち込み荷物は「一つにまとめる」
機内に持ち込める手荷物とは、小さなキャリアケースやバッグ、免税店で購入したお土産を含めたすべての持ち物のことです。
例えば、免税店での買い物で荷物が増えてしまい、たとえその重量の合計が10kg以内の場合であっても、制限は「ひとり1つまで」なので、どうにかして一つにまとめましょう。
チェジュ航空の超過手荷物の料金は?(韓国ー日本間)
個数超過料金 | 4000円/1つ |
重量超過料金(16~23kg) | 3000円 |
重量超過料金(24~32kg) | 4000円 |
※例》
韓国ー日本間の航空券を割引運賃で購入すると、無料で預けられる受託手荷物は15kg以内の荷物1つ。
20kgのスーツケースを追加して、受託手荷物として送りたい場合、
個数超過料金 4000円+重量超過料金(16~23kg) 3000円=超過料金の合計 7000円
を支払うことになります。
超過料金無し!無料で預けられる、追加手荷物

他の航空会社でも同じサービスがありますが、チェジュ航空にも、超過料金は払わず追加で預けられる手荷物があります。
- ポータブルベビーカー
- 歩行器
- カーシート
- 車いす
わたしはまだ小さな子どもが2人いるので、日本へ一時帰国するときに、何度かベビーカー持ち込みました。
小さな子ども連れの旅行には、ベビーカーが無くてはならない存在!
空港内でゲートまで移動するのにも、ベービーカーがあるととっても便利なんですよ。
念のため、航空券の予約をするときに、持ち込みが可能かどうか問い合わせて確認しておくこといいですね。